鞭展開度:★★☆☆☆
逆に幻覚:★★★★★
わたくしだけを:★★★★★
【あらすじ】
再び“楽師(カンタンテ)”になるため、音痴の矯正に励む元・歌姫のイヴリーン。最近の日課はカタブツ優等生・オリヴィエからの逃亡!「俺が嫌いなのか?」――違う。彼の声を聞くだけで、甘く痺れておかしくなるのだ。そんな折、消えたはずの精霊・ひばりと自分の偽者の噂を聞いたイヴは楽院を抜け出すが、なぜかオリヴィエがついてきて!? 逃亡どころか二人旅決定! えんため大賞受賞作、待望の第2弾!!
1巻めちゃくちゃきれいに終わってるしあのラストだったのに2巻になってまさかの「ウソだろお前(真顔)」案件。イヴリーンが往生際が悪過ぎてすんごいwww
しかし1巻ではひとつ、掬い上げられるのならどうしても掬い上げたかったことが。。。
今回はそんなとあることの為に楽院を飛び出します。
以下ネタバレあり↓
いやここまで逃走されてるとリュクシオルがかわいそ過ぎるwwwwww
前回ラストでイヴリーンからもキスしておいて?? しかも結構長いことキスしてたっぽいのに??? それを同級生たちにガッツリ見られておいて????
さすがにこれは女の子の味方の私でも「ウソだろお前(真顔)」になるのよ(真顔)。リュクシオルの「はああ――――!?!?!?」はうん、楽師だからものすごい肺活量で叫んだのだろうな。。。( ̄▽ ̄) 「おまえを慕っていた覚えはなくてよ」は神経図太過ぎるwwwww
そんな「何この2人の関係……」なメンツで旅立つ先は、ひばりの元。そう、1巻で犠牲になったかに見えたひばりが生きている‼ といううれし過ぎる展開。
今回、イヴリーンとひばりの絆が窺えてほっこりでしたねー(。-_-。) そして小さい頃のイヴがどれだけ世界を呪っていたのかも分かる。。。≪オリヴィエの奇跡≫はリュクシオル目線だとエルネスティーヌが眩く見えるけれど、本人(イヴ)からすれば、親に愛されている少年は羨ましくて妬ましくて。
ひばりの存在がどれだけイヴにとって大きかったのかもよく分かる。音を愛する精霊が、イヴが音を喪ってもそばにいる。ひばりからしてもイヴは本当はかわいくて仕方なかったのかもしれませんね。……うん、お互いかわいげないけれど……www
まぁとにかく、そんなイヴだからこそリュクシオルがふさわしい、ってのも分かる。……うん、手は早いし泊まる部屋一緒にしようとしてたし実はおまけストーリーでイヴと混浴したいとまで言っていたけど……あれ、やっぱりヴァランタンに斬り殺されるかソンジャンテに闇討ちされた方がよかった……?(真顔)
でもソンジャンテも言っていたように、イヴを何よりも愛する、いや、イヴだけを愛するぐらいの気概の男じゃないと多分お互い辛くなるんでしょーね。「わたくしだけを見てくれないと赦さない」なんだから。
……そしてそんなイヴの本心が読み取れるようになったリュクシオルとしてはコレ身悶え案件ですよね……www
あとリュクシオルの「シラクが旅芸人を目指すと聞いたから僕も目指してる」発言にイヴが容赦なく「主体性がない」と思っているのも好きですwww それ私も思ったwwww
今回はひばりの記憶も戻ったし、また一緒にいることになったし、何か愉快なキャラクターが増えたしww、めでたしめでたしなんじゃないですかね( ̄▽ ̄)
個人的にまさかの偽エルネスティーヌが男と判明するあのシーンと挿絵がお気に入りですwww あんなにおかわいらしいのに、あのイヴですらときめく愛らしさなのに、男……だと……。後ろの男性陣それぞれの表情が絶妙です、何故かリュクシオルより王家2人の方が殺意が高いwwwwww
にしても一応両想いっぽくなってもイヴの口の悪さが健在なのがありがたいですね(?)。
余談。
「おまえの息の根を止めてわたくしは生きる‼」が図々し過ぎるwwwww

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